WordPressでブログを作り始めたものの、後になってみて、後から設定するのは大変だという設定がいくつもありました。本やWEBを参考にしながら作ってきたつもりでしたが。私の体験からそのいくつかをご紹介します。
ワードプレスのテーマ(デザイン)の設定では「子テーマ」で設定しなければならない
ワードプレスはサイトのデザインをテンプレート的な「テーマ」から選ぶことができます。そのテーマをカスタマイズして個性を競っていきます。テーマを選択する際、必ず各テーマの「子テーマ」を選択しましょう。
テーマは時折、アップデートするのですが、本体(親テーマ)のデータはそのたびに一新されます。そのため、親テーマを使ったままブログの体裁などをカスタマイズしてしまうと、アップデートの際、変更箇所はすべて白紙に戻ってしまいます。そのため、各テーマの「子テーマ」で設定します。わかりにくいですね。
子テーマを設定せず、親テーマでカスタマイズしてしまっても、親テーマから子テーマへのデータの引継ぎは可能です。ですから、親テーマで作ってしまったとしても、あきらめる必要はないのですが、親テーマから子テーマへのデータの引継ぎは、極めて煩雑です。先に子テーマを設定しておくことをお勧めします。
「親テーマで作成してしまったとしてもテーマをアップデートしなければいいのではないか」といわれてしまいそうですが、アップデートせずに放置しているとセキュリティ上、問題があり、必ずアップデートすることが推奨されています。
ブログを始める前だとわかりずらいのですが、後になると設定のやりなおしが大変なのでテーマを設定するときは必ず子テーマを設定しましょう。
私はそうとも知らずに親テーマでブログを作成したため大変でした。
ニックネームを変更する
ワードプレスを最初にサーバーにインストールするとき、ワードプレスでの登録が必要です。注意しなくてはいけないのは、ワードプレスのダッシュボード内の「ニックネーム」はこの時設定した「ユーザー名」と初期設定では同一になっているということです。

「ニックネーム」は投稿したした際、投稿者として公表されます。ユーザー名はパスワードとがそろえばアカウントにログインできる重要な個人情報です。
ユーザー名はわからないように、ニックネームは初めてログインした時点でユーザー名とは別の名前に変更しておきましょう。
私は当初からニックネームは変えていたのですが、しっくりいくものがなかなかありませんでした。そのためとりあえずの名前で設定して、後から変更しました。
サイトのSSL化 ホームページアドレスをhttpからhttpsへ変える
パソコンでWEBサイトを見ているとき、ブラウザのアドレスバーに表示されるアドレスを見ると多くのサイトのアドレスが「http」ではなく「https」であることに気づかれると思います。これはそのサイトがSSL対応していることを表しています。SSLというのは通信を暗号化する技術で、そのサイトを閲覧する際の通信は暗号化されているから安全度が高いですよということです。

ブログを開設して閲覧されるには検索した人にクリックされる必要があります。その際、SSL化しているかどうかは検索している人がクリックする判断材料になりうるので、閲覧者を集める上でSSL化は有利だと言われています。そのため、現在、ブログなどWEBサイトを開設するうえでSSL化は必須といえます。
SSL化する設定はWordPressでブログを立ち上げるさい、独自ドメインを取得されると思いますが、ドメインの設定でSSL化を行います。料金はたいていは無料からありますので、必ず設定しましょう。
SSL導入の際、アドレスが変わる(httpの後にsがつく)ので、先に設定してからWordPressのブログを作成しないと、あとが大変です。